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手作りは、相手への想いをカタチに表すこと~2016年全国大会プレゼン動画【第1弾】~

2016年5月27日  

埼玉(当時・現在は札幌に在住) 青柳 幸恵さん

皆さんは最近、自分の手で何かを作りましたか?「わざわざ作るより買って済ませた方が早い」と思う方もいるでしょう。私も以前はそうでした。でも今は、手間暇をかけてでも「自分の手を使って何かを生み出す」ことに魅力を感じています。

私は2011年、夫の転勤で北海道から埼玉県に越してきました。初めての本州暮らしや出産前で、不安を感じることも多々ありました。そんな中、埼玉教区の仲間が、既婚女性の集まりであるヤングミセスの集いに誘ってくれました。その日の集いはアクリルたわしの作成でした。久し振りの手芸に悪戦苦闘するも、編み物が得意な方の手ほどきを受けて完成したたわしは、目は不揃いでも自分の力で編み上げたという「生み」の達成感あるものでした。

手作りの楽しさに目覚めた私は、その年の大みそかに、翌年に使う『日時計日記』につけるカバーを手縫いで仕上げました。使い勝手が良く、4年経った今も愛着があり大切に使い続けています。カバーを見ると、苦労して縫い上げたこと、おなかの子どもに話しかけながら作ったこと、完成後慌てて年越し準備したことなどを思い出します。

2013年の梅雨明けが間近に迫った頃、ヤングミセスの集いに、出産を控えた方が参加してくれるようになりました。 「彼女に何かプレゼントしたいね!何がいいかな?」 他の参加者と相談した結果、自分たちで布のおもちゃを手作りすることにしました。フェルトでボールを作り、中に鳴り笛や鈴を入れます。それを豆のさやに模したポーチに入れれば、えんどう豆のおもちゃの出来上がり!ボールのフェルトを色違いにしたり、途中にタグを縫いつけて持ちやすいようにしたりと、みんなのアイディアが詰まった世界に一つだけの作品になりました。贈る相手や使っている姿に想像を膨らませながら、仲間と共に作るのはとても楽しい時間でした。

出産後、その方にプレゼントした時の驚きと笑顔。お互いに嬉しさを得、これを機にさらに心の繋がりを深めることが出来ました。

このように、「自分の手で何かを作る」という手段は、「買う」より手間はかかるけれど、その分、モノを大切にする心が生まれます。また、それを誰かに贈ることで、相手への想いをカタチに現わすことができ、他者に心を寄せる時間を持つことが出来ます。それは「ていねいな生き方」に通じると実感しています。上手下手は二の次です。 自分のためのものでも、家族への感謝のカード等の小さなものでも構いません。何か一つ、自分の手で作ってみませんか。そして、お金では買えない「豊かな充実した気持ち」を多くの人と共有してみませんか?それが自然と調和した社会実現に向けた小さな一歩につながるはずです。