皆さんは本当の喜びって何だと思いますか?
私には最近嬉しい事がありました。それは、沢山の人が行き交う道を友人と歩いていた時の事です。前を歩いていた人が、携帯電話を落とした事に気付き、とっさに拾って渡しました。すると、相手の方が、とても喜んでくれました。隣にいた友人とも無事に渡す事が出来て良かったと喜びを共有できました。このように、相手の事を考えて行動し、お役に立ち、喜んでもらう事が自分の本当の喜びだと感じるようになりました。
人に愛を与えることは素晴らしいことですが、愛の対象をもっと広げて、自然に対しても行じていく事でさらに大きな喜びにつながることに気づきました。高度な愛かもしれませんが、本当の喜びは、そこにあると思います。
この事を教えて下さったのが、生長の家総裁・谷口雅宣先生ご著書『次世代への決断―宗教者が“脱原発”を決めた理由』です。本書には次の様に書かれています。「私たちの中にある神の子の自覚、仏の自覚をさらに深めるとともに、自然界のすべてのものに感謝する。」「そして、私たちは神と自然と人間の本質的な調和を信じるだけでなく、その調和を実際生活に実現するために、何らかの行動を起こすべき。」であると。
この力強い言葉に勇気を頂き、私もプランター菜園を始めました。土の手触りが新鮮で楽しい上に、自然の風の心地よさや、葉っぱのゆれる音、鳥達の声等にもじっくり耳をかたむける機会も増えて、すべては神様から創られ、自然と本来一体なのだと感謝の気持ちをより深く感じるようになりました。そして、野菜が育つことに、心から、喜びを感じ、これが自然界に愛を実践することの喜びなのだと実感しました。行動を起こすことによって、初めて、実感することができました。
又、本書は、環境問題、大震災や原発事故から学ぶ事、次世代に伝えていくべき事、そして自然と調和した新しい文明の構築へ等、大切な事が深く書かれています。ご一読されることをお薦めします。
「次世代への決断」を読まれた後は、皆さんも、きっと何か人や自然の為に、愛のある行動を起こしたくなるに違いありません。
/////////////////////////////////////////////////////////
『次世代への決断 ―― 宗教者が“脱原発”を決めた理由』(生長の家総裁 谷口雅宣 先生著)
お求めは、こちらから(*^_^*)