幸せって何かを考えたことはありますか?私は、生長の家に触れる前の約10年間、営業マンをやっておりました。毎月のノルマに加えて、周りと競争しながら休みなく働き、気がつくと、トップ営業マンになっていました。
しかし、失ったものがたくさんありました。時間、友人、恋人。気付けば、独りぼっちになっていました。仕事で成績を上げても、そこに幸せはありませんでした。今思い返せば、自分の事ばかり考えていたのかもしれません。 これではいけない。「自分を変えたい」と思うようになりました。
私は子供の頃から、物事にすぐ飽きてしまう子でした。少しかじってはやめ、かじってはやめるなどネズミみたいな性格で、父親に「チョロ松くん」とつけられるほど飽きっぽい性格。しかし、そんな性格を変えるきっかけがやってきました。クリーンウォーキングです。
今の職場では毎朝15分、事務所周りを清掃しています。ある日、遠くまで清掃しに行くと、大量のゴミが散乱いるのに気がつきました。
時を同じくして、「21日間習慣化プログラム」と出会いました。これはFacebook上に企画されたイベントで、自分が習慣化したいことを決めて、21日間取組んでいくものです。
そこに書かれていた「なりたい自分になれる」という言葉に惹かれて、やってみることにしました。早めに出社し40分~1時間かけて清掃。そして行ったことを毎日Facebookに投稿しました。
初めた頃は、人混みをかきわけての掃除がとてもイヤでした。自動車にひかれそうになったり、片付けたところが次の日は倍に汚れていたりと、踏んだり蹴ったり。
しかし、続けていくうちに、「ごくろうさま」と言葉をかけてもらえ、朝の気持ちよい風で頭がスッキリし、日常気づかなかったことに気付くようになり、21日を超えて30日間続けていくことができたのです。
そして、この習慣化プログラムで新たな習慣が生まれました。それがブログです。飽きっぽい私が続けることができたのは、「今日の内容良かったよ」「あなたの気持ち、すごく伝わったよ。」といったコメントのおかげです。
喜んでもらえることが嬉しくて、約1年間、ほぼ毎日続けています。
クリーンウォーキングもブログもすっかり習慣になり、気が付けば自分の三日坊主の性格も変わっていきました。
「習慣は第二の天性」とも言われます。良い習慣を身に着けることで、「自分が変われば、世界が変わる」の言葉どおり、自ずと環境も整ってきます。
皆さんも何か、周りに愛を与えるような「良い習慣」を実践してみませんか?
私は、小さな習慣を変えることで、「自分を変える」ことに成功しました。そして、かつて失った大切なものを、再び手にすることができ、喜びに満たされた毎日を過ごしています。