3つの習慣があなたの人生を変える
自分を変えたい。悩みを解決したい。自信を持ちたい。能力を高めたい。良い習慣を持ちたい。幸福になりたい。人生の意味を知りたい……。
私たちの人生には、さまざまな希望や悩みがあるものです。一方で、それらを解決する手法やスキルについて書かれた本、セミナー等も世の中には星の数ほどあります。
手法やスキルを身につけることで希望が実現し、人生の問題は一時的に解決するかもしれません。
しかし、自分を根本的に変えて、人生のあらゆる場面で幸せを実感して生きていくには、単なるスキルだけでは心許ないのではないでしょうか。
「単なるスキルや手法では終わらず、根本的な解決方法が知りたい」
そんな皆さんに、生長の家がオススメする3つの習慣があります。
その習慣とは「神想観」「聖経読誦・聖典拝読」「愛行」のことです。
これらは、生長の家で「三正行」(三つの正しい行い)と呼ばれています。
この3つを習慣にすることによって希望が実現し、悩みは解決され、着実に自分を良くしていくことができます。
神想観
まず1つ目の「人生を根本から変えるおすすめの習慣」は、【神想観(しんそうかん)】です。
これは生長の家の瞑想法です。
一口に瞑想といっても、世の中には心身の静寂を取り戻すための比較的日常的なメディテーションから、神仏との一体感を実感する宗教行まで、広い範囲のものがあります。
仏教、キリスト教、イスラム教などでは、それぞれ独自の瞑想を奨励しており、生長の家の神想観もその一つです。
生長の家では、人間は誰もが「神の子」であり、無限の可能性を持った素晴らしい存在であると考えます。そしてこの世界には、本来、神の創られた善いことのみしか存在しないということを信じる教えです。
それらを前提として、神想観では、「神の子である自分」が神の創られた完全な善ばかりの世界(実相=本当のすがた)をイメージし、肉眼を超えた心の眼で観る練習をするのです。
一般的に知られている瞑想の効果は、自律神経のバランスを整えて免疫力を高めたり、学習効率や記憶力を向上させたり、ストレス耐性を強くするといった効果です。
神想観をすることで得られるのは、これらの効果だけではありません。
完全な善ばかりの世界に精神を統一することで、心が自然に綺麗になり、浄化されていきます。
そして、神想観の習慣で神の子の自覚が深まれば、人間本来の無限の可能性、素晴らしい才能、大きな愛、卓越した生命力などが発揮されてくるのです。
神想観の詳しい説明は、下記のページをご参照ください。
聖経読誦・聖典拝読
2つ目の「人生を根本から変えるおすすめの習慣」は、【聖経読誦・聖典拝読】です。
生長の家には、「聖経」と呼ばれている自由詩や、真理の言葉が説かれた書物である「聖典」があります。
「読誦」とは、声に出して読み上げることで、「拝読」とは、拝むような気持ちで文章を読むことです。
なぜ、毎日、聖経を読誦することや、聖典拝読の習慣をつけることが良いのでしょうか。
それは、聖経や聖典には、この世界の本当の姿のことや、人間の本質、心の法則などの真理の言葉が書かれているからです。
聖経や聖典を読むことで、私たちは人生の意義や幸福に生きるための法則を、読誦や読書という理性的な行為を通して理解することができます。
前述した「神想観」は人間の本質を感情的に理解するものですが、「聖経読誦・聖典拝読」は、どちらかといえば感情よりも理性によって真理に近づく努力です。
私たちが真理を深く理解するためには、「感情的・理性的」のどちらの精神活動も必要となるのです。
また、聖典の文章は、「人類を本当に幸福にしたい」という著者の祈りが込められています。
そのため、私達を勇気づけ、励まし、力を与えてくれる言葉が各所に満ちているのです。
気持ちが塞いだときなどには、たった1ページでも拝読する習慣をつけると、泉のように元気が湧いてくることでしょう。
聖経読誦・聖典拝読の詳しい説明は、下記のページをご参照ください。
愛行
3つ目の「人生を根本から変えるおすすめの習慣」は、【愛行】です。
これは自分以外の他者に対して、何らかの愛の行いをするということです。
神想観や聖経読誦・聖典拝読を習慣にすることで、真理に対する自分自身の理解が深まっていきます。
しかし、本当に自分の人生を変えるには、それだけでは足りないのです。
自分の理解を深めるだけでなく、自分以外の他者に愛を行じることによって、相手と自分とが本来一つにつながっていることを感じられます。
人間を含むすべての生命を創造された神様においては「すべてのものが一つ」ですから、愛行することでその真理を体得していくことができるのです。
また、愛行をすれば相手が喜んでくれますので、それを見て自分も心から嬉しくなります。
自分の範囲から相手へと愛が広がり、「すべては神において一体である」という真理の喜びを実感することができるのです。
愛行といっても、難しいことをする必要はありません。
例えば、「近所のゴミ拾いをする」、「電車で席を譲る」、「笑顔で挨拶をする」など、周りの人が喜ぶことを実践すれば愛行となります。
また、愛を行じる相手は人間だけに止まらず、動植物や自然環境に配慮した生活をすることも重要な愛行です。
そしてこの世界には、「与えたものが、与えられる」という法則がありますので、愛を与える人は、自分にも必ず愛が与えられることになるのです。
愛の与え合いは、私たちの生活を最高に明るくし、幸せへと導いてくれることでしょう。
愛行の詳しい説明は、下記のページをご参照ください。
3つの習慣で人生を根本的に変える生き方へ
生長の家がおすすめする3つの習慣、「神想観、聖経読誦・聖典拝読、愛行」について説明させていただきました。
私たち人間の本当のすがた、無限の可能性を深く理解し、そして他者に対して愛を行じていく。
そこには、人生の意義を見出し、自分の天分を存分に発揮して、多くの人に愛されながら生きているあなたがいます。
ぜひ、三正行を実践して、人生を根本的に変える生き方を実践してみてください。